こんにちは。当サイトの管理人です。漫画ボンと一緒に「ファイアパンチの強く印象に残った言葉」についての感想を語っていきます。
内容が濃くて何度でも読み返せるファイアパンチ。「マンガ全体の感想」や「登場人物の感想」などに続いて強く印象に残った言葉についても感想をまとめてみたよ。
読み応えがあるマンガだけにとても強く印象に残った言葉があるよ。
ファイアパンチ全体についての感想はこちら
こちらの記事では無料の試し読みなども紹介しています。
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強く印象に残った言葉
アグニとルナが暮らす村の司祭の言葉
・・・私達は十分長く生きました 未来ある子供達にこそ火を灯すのです
©️藤本タツキ ファイアパンチ 集英社 (出典)
アグニとルナが故郷から逃げ出して辿りいた村の司祭の言葉がとても印象に残りました。
どこの村も資源は少なく、アグニとルナを救うのに十分な蓄えは無いにも関わらず司祭はこの決断をします。
この言葉が私の印象に強く残っている理由は、村人全員に助けられた後のアグニとルナの行動です。
その後、アグニとルナは村人たちに精一杯恩返しをするために食料を提供します。
その食料提供の方法はまさにファイアパンチの世界、鬼才藤本タツキ先生の世界といったものです。
見返りなしに精一杯、人を助けたとき、その後、助けられた人は精一杯恩返しをするという状況がとても心に残りました。
「No pain no gain(ノーペインノーゲイン)」という諺を思い出しました。
ルナの言葉
生きて・・・
©️藤本タツキ ファイアパンチ 集英社 (出典)
アグニの妹であるルナ。
そのルナの言葉です。
個人的な考えですが、生きることは楽しいことよりも辛いことや大変なことの方が多いです。
ただ、大変なことや辛いことがあって、楽しいことは何倍にも膨らみます。
記憶に残るのは辛かったけど楽しかった思い出です。
生きるのはとても大変なことで、「死んだら楽になれる」とアグニは何度も思いますが、それでも生きるのはこのルナの言葉がどこまでも背中を押すから。
この「生きて・・・」という言葉にはとても大きなものを感じました。
ファイアパンチの世界のセリフはなぜ強く印象に残るのか
色々なマンガの中でもファイアパンチの中に出てくる言葉は強く印象に残るものが多くあります。
その理由は、物語の中で正義や後悔、希望や憎しみがダイレクトな描写と共に描かれているからだと思います。
マンガの世界観を強烈にする場面
冒頭から話題になる食料提供
食糧難の厳しい時代。
命。自分の価値観。といった、それぞれが優先する自分なりの考え。
苦しい状況で自分自身が何を選択するか。そういった描写がダイレクトに伝わってきます。
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